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  • 『はちま起稿』元管理人“清水鉄平”が真相を語る! 「ブログはもう懲りました」と全部告白

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    個人が運営するブログは多々あるが、昨今国内で一際目立つのがゲームブログや2chまとめブログの存在である。どのような管理人なのか、普段どのように更新をしているのか?そんな疑問が読者にはあるだろう。そんなわけで今回は国内ゲームブログの中でも最もPVが多いとされている『はちま起稿』の元管理人、清水鉄平氏にインタビューすることができた。なにかと話題の多いこの人にブログを始めた経緯、どのような管理人なのかなど皆が知りたいことを根掘り葉掘り聞いてみたのでご覧頂きたい。

    ――はちま起稿を始めた経緯

    記者 『はちま起稿』を始めた経緯を簡単に教えて欲しいのですが。
    清水鉄平(以下、はちま) 開設は2007年6月22日で当時高校生でした。最初は日記同様の記事を書いていたんです。ゲームが昔から好きだったんでゲームネタが多かったと思います。UUも1日30人とか60人とかで、当初は完全に自己満足のブログでした。半年くらい続けたある時「ファミ通クロスレビュー」について語った記事を書いたら、それが色々なブログに取り上げられてPVが一気に伸びてとても嬉しかったことを覚えています。

    記者 切っ掛けがあったんですね。
    はちま そこから段々と訪問者が増えて、見てくれる人を飽きさせないために、もっと多くの人に見てもらうために色々な記事の書き方を模索しながら本当に寝る間を惜しんで必死に更新していました。結果的にたくさんの人が見てくれるようになり今に至る感じです。当初の記事はそれこそ「2ちゃんねるの転載」ではありませんでした。

    記者 そうですよね、2ちゃんねるの転載を始めたのって最近ですね。それまではネタを紹介して一言添えてという感じでしたね。
    はちま ネタそのものは2ちゃんねるから見つけていましたけどね。

    記者 2ちゃんねるのレスを引用するようになった切っ掛けは?
    はちま ブログを始めて2~3年たった後くらいに、記事中で2ちゃんねるのレスを取り上げたら「はちまに取り上げられたヤッター」という反応があったんです。「そんなに喜んでもらえるなら・・・」という気持ちで次々と書いてるうちに、そっちの方が楽だという気持ちになって、2ちゃんねるのレスを引用するスタイルに代わっていきましたね。

    記者 ほかにもサイトが伸びる切っ掛けってあったんですか?
    はちま それまであったゲームブログはニュースサイトが流す内容を淡々と紹介するような所が多くて読み物としてはあまり面白くなかったんです。早い話「ファミ通と同じこと書くならファミ通見た方が早いし充実してるよね」って感じですかね。そこで自分は「着眼点を変えた記事」を書いていこうと思いました。例えば「PVが公開」ではなく「PVでパンツが見えた」みたいな。そういうユーザー視点に特化した書き方というのは当時あまり無くて、そういう記事を積極的に書いていって他と差別化してきたのが伸びるきっかけになったのかなと思っています。

    記者 俗に言う「ゲハブログ」の記事構成スタイルを構築した第一人者として、業界では注目はされていると思いますよ。
    はちま 記事に対するコメント数が圧倒的に多いですからね。良くも悪くも盛り上がってるブログだとは思います。

    ――ライバル?『オレ的ゲーム速報@刃』との繋がりは?

    記者 ライバルである『オレ的ゲーム速報』との相乗効果はあったと思います?
    はちま 「一強という状況は慢心を産んで成長しない」っていう言葉を最近誰かに言われて感心したんですが、まさにその通りで記事の内容やブログの質を向上させるいいモチベーション要素になっていたと思います。

    記者 『はちま起稿』の読者は『オレ的ゲーム速報@刃』を見てると思いますし、『オレ的ゲーム速報@刃』の読者は『はちま起稿』を見てると思いますよ。で、読者としてはお互い意識しているのか、裏で繋がっているのか気になっていると思うんですよ。
    はちま 全然繋がりはないですよ。聞くところによるとあちらは凄くウチを意識しているみたいですが、こっちとしてはあまり意識はしていません。

    記者 実際にあったことはあるんですか?
    はちま 相当前に一回あったことあります、東京来る前なので2年半以上も前になりますね。

    記者 もうそれっきりなんですか?
    はちま そうですね。当時は本当に自分のブログを書くのに精いっぱいでした。

    ――上京して大学進学を捨てた?

    記者 最初北海道に住んでいて、何故上京をしたのでしょうか? あと上京するにあたって捨てたものとか。
    はちま 捨てたもの? あー、大学進学を諦めました。一応某国公立大学に受かったんですが「また勉強しないといけないのか」と思って嫌になって。

    記者 受かったのに蹴ったんですか!?
    はちま はい、その時すでにネットだけでそれなりに生きて行けそうな感じがあったんです。実際に手応えもあったし、なにより楽しかったのでそのままネットでいろいろと活動して、その後上京しました。それが2年前の2010年4月ごろの事ですね。

    記者 東京に出てきて2年ですか。じゃあまだ東京のことあまりわからないんじゃ?
    はちま ですね。今年の1月に管理人を引退するまでは「ほぼ365日」家に引きこもってキーボード叩いていましたから。好きなことだったので全く苦ではありませんでしたけど。

    記者 東京に引っ越して正解でした?
    はちま 正解でした。東京に引っ越してないと今頃ブログ続いてないと思います。

    記者 一人でやってた頃ってあるじゃないですか。どういった生活を送っていたんですか?
    はちま 家から出ないで、ずっと家に籠もってました。ご飯は出前でピザばかり食ってました(笑)。一時期は体重が10キロ増えた時もありましたが、食事制限して体重落としましたけど。

    ――ステマは使いやすい?

    記者 今年のはじめにステマ騒動ってあったじゃないですか。あの事件は『はちま起稿』がメインでは無く、某アニメブログがメインでしたが何故か各ブログにとばっちりが来て。
    はちま 『食べログ』の事件もありましたけどね。ステマ騒動はあそこで爆発的に使われるようになりましたけど、『はちま起稿』自身は昔から「ステマブログ」だって言われてたんです。

    記者 ですね、よくコメント欄に「ステルスマーケティングとは?」って書かれていましたね。
    はちま 2011年のはじめくらいから言われてましたね。例えば自分が好きなゲームをブログでプッシュするとします。個人の感想なんですがそれが「ステマ」認定されたりするんです。単に個人で応援したり、注目してるだけなのに。もちろんでっち上げは論外ですが。

    記者 とりあえず「ステマ」という言葉が使いやすいんですよ。
    はちま 以前から似たような言葉もあったんですが、今では「ステマ」という言葉がすっかり定着してますね。

    記者 明らかな宣伝でも「ステマ」って言いますからね。「ステルスしてないから!」って。
    はちま 「ステマ」は最近では気に食わないものの足を引っ張るための煽り文句という意味合いが強くなってきたと思いますね。ネットは声の大きい人が数人結託するだけでどんなもののまるで大多数の人間の意思のような印象へ操作できる所だと思っています。一部が悪意を持って騒げば、それを見た「何も知らない人」に「悪い印象」だけが過剰に定着してしまう事って結構あるんです。怖いですね。

    記者 そういうのはゲーム界隈では特に多いと思います。
    はちま ゲーム界隈で言えば、ゲームソフトが自分に少しでも合わないと感じただけでそのソフトの全てを否定して「クソゲー」扱いをして大声で触れ回ったり、嫌いなハードのソフトだからという理由でECサイトのレビュー等でネガキャンをしたりと足を引っ張り合う人達が存在します。それだけ熱量があるということでもあるんですが、そのせいでゲームを取り巻く環境は非常に荒んでいるとも言えますね。特に年に数本のソフトしか買わない人たちはこういう根拠のないというか、必要以上のネガキャンによって本当はその人にとっては楽しめたはずなのに買うのを控えてしまうということもあるんじゃないかなと思います。

    記者 『はちま起稿』はそういう人達に餌を与える場になっていたという側面もあると思いますが。
    はちま 自分は『はちま起稿』はもともとはゲームに関する記事が大半でしたので、見ている人もそういったゲームならではの“信者”などと言われる存在を理解していると思い、そういう争いを「読み物として面白い」一種のショーみたいなものとして取り上げていましたが。ブログを見てくれる人が増えて、そのショーを真に受けてしまう人が増えてしまっている以上、今後は少し内容を考える必要があるのかもしれないとは思っています。

    記者 『はちま起稿』は知名度が凄くあるブログですからね。
    はちま 良くも悪くもって感じですけどね(笑)。話題になるうちが華だと思っています。世の中「無関心」というか話題にもならないのが一番怖いですから。

    ――ネットで本名が掲載されたとき何をしていた?

    記者 「ステマ」事件の直後くらいですかね。本名がネットに漏れたじゃないですか。
    はちま 今年のはじめですね。そのときはPC片手に沖縄に行ってました(笑)。凄かったですね、卒業アルバムの写真とか出てきてたし。
    記者 その後に管理人を辞めますって宣言したんですよね。
    はちま そうですね。というのも2011年の9月あたりに月間PVが初めて1億を超えまして、その時に自分の中で一段落ついたと思っていたんです。ネットを取り巻く環境は常に変わっているし、いつまでも今のまま続くとは思えなくて…。記事作りを友人に任せつつ、自分は新しい仕事を模索していました。
    記者 そして個人情報が漏れたわけですね。
    はちま そのせいで事実無根の噂が立つようになって、それによって事実無根の迷惑をかけてしまった人達も出てきて。なんだかブログを続けるのが馬鹿らしくなっちゃったのと、迷惑をかけた人達へのけじめとしてブログを他人に渡して引退し、去年の9月から模索していた新しい仕事のほうに集中することにしました。今は暇な時に『はちま起稿』にゲーム日記を寄稿しています。

    記者 なるほど
    はちま ちなみにあの時何枚か写真を晒されましたが笑顔の写真しか無いんですよね。真面目な顔がひとつもない。
    記者 良いじゃないですか、ニコニコ笑顔で(笑)。

    ――何故生放送をしようと決心したのか。

    記者 顔写真も出て本名も晒されたという経緯もあり、別に顔出ししても支障がないと思って生放送を行ったんですね。
    はちま 今年の6月はじめに『2ちゃんねる』から転載禁止になりましたが、今記事を書いている人は『2ちゃんねる』を転載した記事の書き方しか知らない人だったので混乱していたんです。当時の自分は引退した後の『はちま起稿』の記事内容に不満がありましたし、『2ちゃんねる』を転載しないで記事を書くノウハウも持っていたのですが、引退した時の約束で「ブログを管理・更新しない」というのがあったので何もできずに悩んでいました。そういう経緯もあって、『はちま起稿』元管理人として何かをして現状を変えたいと思っていました。

    記者 そんな時に『オレ的ゲーム速報@刃』が『はちま起稿』の「『TOKYO JUNGLE』を遊ばずに叩いた」という記事に対して謝罪を求めてきたんですね。
    はちま 自分は1月から完全に『はちま起稿』はノータッチだったので、問題の記事自体を知らずにいたんですが、。そのような苦情が来たことを知って、創設者の立場として今の『はちま起稿』をほっとくことはできないと思いました。やはりはちま起稿への愛着はあるんです。そこで今度は記事の品質を管理するという立場で部分的に『はちま起稿』に戻り、転載禁止後の新しい『はちま起稿』を構築していこうと決意しました。そのひとつの形がニコ生って感じです。

    記者 半年近くのブランクを空けて、『はちま起稿』に戻ったわけですか。
    はちま といっても記事を書いたりネタを探したりしてるわけではないです。「こうしたら面白い」「こういう方向性でいってほしい」とアドバイスをしている感じです。

    記者 なるほど、生放送を配信してなにか感じたことはありますか?
    はちま ぶっつけでやったので内容自体はグダグダで酷いものでしたが、あの1時間半の放送でミラー含め5万人近くの方に見て頂くことができました。反省等含めて結果的に自分の中で今後の展望が見えてきたため成功だったと思っています。

    記者 今の管理人の方は出てこないんですか?
    はちま 今の管理人は自分のように身元がばれるのをすごく怖がってて表に出ようとしないんです。創設者としての責任もあるので今後も自分が出てくることがあると思います。顔がバレて、はちま起稿から一歩引いたことで色々やりやすくなった面もあるんで。

    ――ガジェット通信怖かった?

    記者 今って『はちま起稿』から引退してるじゃないですか。今後別のメディアを立ち上げるということは無いですか?
    はちま ブログはもう懲りました(笑)、やるとしてもウェブ以外のことをやってみたいですね。

    記者 『はちま起稿』の方ではゲームのレビュー記事以外は更新してないんですか?
    はちま そうですね。もう自分は管理画面に入れないので今はテキストを送って更新してもらってる感じです。

    記者 最後になんですけど、『ガジェット通信』はどんなイメージでした?
    はちま ネットの噂からなんとなく恐いイメージがあったんですが、来てみたら実際は真面目にポリシーを持って記事を書いていることがわかり、正直驚きました。

    記者 ネットの噂を鵜呑みにしちゃダメですね。最後に一言お願いします。
    はちま 今後は当時一人で更新していた時はできそうになかった様々なことをしていくつもりです。はちま起稿はこれから面白くなっていくと思っているので今後もよろしくお願いいたします。

    はちま起稿

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